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徳大寺有恒氏の死去とひとつの時代の終わり [とりとめのない話]

自動車評論家の徳大寺有恒氏が逝去されましたな。
「間違いだらけの車選び」でメジャーに躍り出てから氏の評論は随分読ませて頂きました。

気になったので「月刊 ベストカーガイド」'82.11 緊急増刊号を読み返してみたよ。
表紙は、セリカ 1800 GT-T ツインカム・ターボ。 同時期の車を羅列してみると・・・
スカイライン RS、シティ・ターボ、サニー・ターボ ルプリ、ランサー EX-GT ターボ・・・
あのレビン、トレノがTE71、2T-GEUの時代じゃ~、そして翁の愛車だったジェミニ ZZ/R・・・
セリカ XX 2000GT、コスモ ロータリー・ターボ・・・、今売ってたら欲しい車ばかりじゃん。

BestCarGuide.jpg

実は氏の書かれる、「ツウィンカム」、「4ヴァルブ」という気取った表現に当時笑ってました。
また外車には結構採点も甘かった(当時の日本車が追いつけなかった?)から、小僧だった
翁には金持ちの外車礼賛オヤジとも写っていましたな。

しかし最近の何でも付いてテクを要しない車、コスト削減のための共通プラット・ホームで
味のない車が増えるにつけ、氏の主張されていた事が良く判かるよう(判る年齢?)になったよ。

同書の中でスカイライン RSの評論を書いておられるので引用する。
「トランスポーテーションとしてRSを考えると、いろいろな部分のうち50%は失格かもしれない。
 でも、残りの50%から得る喜びはこのクルマよりバランスのとれたクルマから得られる100%の
 何倍ものものなのだ・・・」

漫画に「GTロマン」ってのがあったけど、高額や希少価値的なクルマでなく、そこそこ持てる
クルマに「浪漫」を与えてくれたのは氏の功績だったと思います。
氏の登場が、日本車がハイパワーと個性を追求し始めていた時代と重なっていたこと、
ある意味良く出来たクルマが増えて自身の評価も上がっていくのに、評論は大衆迎合路線を
嫌うという二律背反的な評論をされていたことは高く評価したいと思います。

翁もクルマに対する関心が薄れる一方。
氏の主張された、個性あるクルマ、優等生的でなく何かを捨ててまでも筋の通ったクルマ、
なくなりましたなぁ~。
そして現在の状況を見るとひとつの時代が明らかに終焉したと思われます。

ただね、SUZUKIから出たハスラー(この名は翁世代にはバイクなんだが・・・)が売れてるそう。
5速仕様もあるし、久々に気になるクルマが出たなという感じがしています。
また皆さんにうけているというのも、ひょっとして回帰現象が起きているのかもね。

高温多湿の日本だからエアコンとCDデッキ(MP3かかると尚可)が付いてれば他はいらないや。
ナビは?って・・・地図と磁石、そして野生のカンで乗ってます(笑。

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sat0204

車は旧車の方が味わいがありました。

DOHCやターボなど、今の車にしてみれば馬力やパワーの点では劣っていますが、車一台、一台、フロントマスクも違うし、デザインも優秀だと思います。

現在は以下にコストを下げるか?
部品もいろいろな車種で共有されているので、旧車と違って金太郎飴と同じです。

新車で欲しい車はありませんし、中古で足代わりに乗れれば充分です。

ハスラーのように軽自動車で満足できますよ。
by sat0204 (2014-11-17 13:05) 

Kinsaku

まさに金太郎飴だねぇ~
特徴とか割り切ったとか何もなくて、詰め込めるだけ詰め込んだ。

「これしかない」っていう潔さがまるでないから、
ロマンも感じないのかもね。

by Kinsaku (2014-11-17 16:25) 

saku

新車で欲しい車ないね~
今度でるロードスターかなぁ
試乗して良ければ買うかもw


by saku (2014-11-17 22:02) 

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